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エマの新たな一面と濃厚なエマかり(神回)【ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5話感想】

さあ今回はスクールアイドル同好会の母性、エマ・ヴェルデ回です。

 

第5話『今しかできないことを』感想

まず冒頭パートからエマと、それから果林との関係性についての新情報が多くありました。

学園前で果林と出会うシーン、作画ミスでなければリボンの色的に果林は3年生です。

ということはエマがスイスから越してきたのも高校3年生になってからということであり、果林を始め旧同好会メンバーとの関係も思ったより短い期間しかなかったというわけですね。

 

もう一つはエマのスクールアイドルに対する熱量。

彼女はスイスで日本の「スクールアイドル」という文化を知り、それに刺激されて日本の高校へ転入を決意するという、とんでもない行動力の持ち主でした。

こういってはなんですが、正直意外でしたね。驚きました。

話は逸れますが、エマがスクールアイドルを知ったのは「小さい頃」らしいので、そのカルチャーブームを巻き起こした無印版との時系列が少し伺えますね。

あと、「それなら3年じゃなくて高校入学のタイミングで留学してきたほうがよかったんじゃない?」とも思いますが、まあ家庭の事情があったとかで納得しましょう。

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会公式

ともかくエマは母性や癒やし担当のミス・マイナスイオンな存在でありながら、内に秘めた熱意や行動力は非常にアグレッシブだという一面もあるんですね。

 

 

 

エマと果林

第5話はエマ回と見せかけたエマかり回でしたね(断言)。

ソロアイドルとして自分の長所やアピールをPVにするという活動。

その課題に対し、どういったアプローチをするか悩むエマ。

「人の心をポカポカさせるスクールアイドル」

という目指すアイドル像はあるものの、どういった表現をすればいいのかに悩みます。

 

そこで頼ったのはまたしても果林。

同好会でワイワイ着せ替えショーで盛り上がっているところに果林も誘うと、戸惑いながら断られます。

こういうところ、果林はコミュ障というか、不器用なんですよね。

無表情のりなりーですら自然に参加してますし。

 

とはいえ、もちろんこれはコミュ障なんかではありません。

果林の不器用さは、自分のキャラクターや読者モデルをやっているという、自分に対する周囲のイメージと自分の心の内とのギャップです。

自身をある種冷静に俯瞰できているからこその、考えすぎてしまうタイプの不器用さですよね。

書いてて思いましたが、果林のこういうところは凄いみゆたん(担当キャストの久保田未夢さん)に似ていますね。

不器用なところというか、周囲からのイメージや期待と自身に対するギャップというところが。

 

なんでもそつなくこなすクールビューティーなお姉さん、なイメージの朝香果林。

意外と学力低いとか、方向音痴とか、部屋がめちゃくちゃ汚いとか、実はポンコツというか抜けてる、隙があるところがいいですよね。(前2つはアニメでは未確定ですが)

しかしエマさん、「またこんなに散らかして〜」。ん?「また」?

当然、部屋に来るのは初めてではないです。親友だもんね?

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会公式

おそらくエマが気軽に果林を誘えるのも、親友になれたのも、留学生という側面が少なからず影響していると思います。

下級生にファンがいるように、果林はある程度の知名度があり、そのキャラクター性も認知されています。

だからこそ朝香果林を知る人は、「彼女は賑やかなのは苦手だろう」と遠慮して、有名人に対して恐れ多くて誘えないのだと思います。

だからこそ、そういった内情をよく知らない「外から来た人」であるエマは、フランクに果林と付き合えて、果林もまた等身大の自分でいられるのでしょう。

散らかった部屋に普通に通すのも信頼の表れです。

 

そして、改めて同好会へ誘うエマに、ひときわ冷たく突き放す果林。

出ました、ラブライブ!特有の唐突なシリアス展開。

このパターンは結構賛否あると思いますが、この展開は引きずらず1話で解決したのはよかったと思います。

 

侑の説得でせつ菜が復帰し、ソロアイドルという新たな形態を目指してスクールアイドル同好会が盛り上がっている中、果林も自身の気持ちに歯止めが効かなくなっていたのだと思います。

同好会が空中分解して落ち込んでいたエマが、元気を取り戻し新たに頑張りだしていること。

他のメンバーもみんな楽しそうにキラキラと充実していること。

果林はずっと近くで見ていましたからね。

これ以上エマに誘われてしまうと、「本当は自分もスクールアイドルをやってみたい」という気持ちを抑えきれなくなってしまうと感じ、エマを冷たく突き放したのでしょう。

 

雑誌に挟まっていたアンケート用紙を見てしまうエマ。

果林の「本当の気持ち」を知ってからの行動力、さすがです。

果林の手を握って、有無を言わさぬ強気の「来て」。かっこよ……ギャップが堪りませんね。

 

そこからは果林の手を引いて、果林のやりたかったことを叶えるエマ。

同好会内では頼れるお姉さんでありながら、前に出るタイプではないのでやはり意外性はありますよね。

親友のためなら、の行動力です。

 

エマのその行動力がこじ開けた、果林の一番の「本当の気持ち」。

果林はいわば、自身のキャラクター性という殻を破れずにいたんですよね。

クールでカッコつけて大人ぶっている、みんなのイメージである「朝香果林」のキャラクターも、果林自身も好きで大事だったからでしょう。

それを壊してしまうのが怖かった、一歩を踏み出せなかったのでしょう。

「どんな果林ちゃんでも、笑顔でいられればそれが一番だよ」

そこに肯定を与えるのが親友です。

 

 

 

あなたへのLa Bella Patria

見てくれた人の心をポカポカにしたい。

そんなスクールアイドルを目指すエマの、最初の一歩が、ずっと自分を見守って助けてくれた親友への恩返し。

朝香果林の心を暖め、その殻にヒビを入れること。

思えば『La Bella Patia』のMVは二人称視点でのカットが多かったように感じます。

「見てくれた人」このときはやはり、朝香果林ただ一人だけに指し伸ばされた手だったんですね。

エマかり濃厚ぉぉ~~……。

 

「やりたいと思ったときから、きっともうはじまってるんだと思う」

心を揺さぶって勧誘する。主人公のセリフですからね、コレ。

めちゃくちゃ「ラブライブ!」っぽいセリフで泣いちゃいそうです。

 

ちなみに曲名はドイツ語で「美しい故郷」らしいです。

Google翻訳ですけど。

 

Bパート最後のカット。その笑顔が見たくて。

最後の果林の笑顔は、「本当の気持ち」に向き合えた果林と、「なりたいスクールアイドル」に近づけたエマと、二人の課題達成の象徴という美しすぎる構図でした。

 

 

 

まとめ

というかエマ回なのにも関わらず果林が既に加入してしまいました。

最後のソロ回9話で果林が加入することのカタルシスが~~とも思いましたが、よく考えたら果林は別に同好会もスクールアイドルも否定はしてなかったですからね。

テンポが良すぎます。

 

しかしサブタイトルの「今しかできないこと」から、3年生特有の「残された時間」的なテーマになると思ったんですが、予想が外れました。

この宿命を虹ヶ咲ではどう扱うのかも楽しみです。

でも今までと違ってそんなに重く扱わない気もしています。

さて次回はアニメで株を上げまくっている天使天才こと天王寺璃奈の回。

来週も楽しみですね!

 

 

 

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