この記事では【ワンダーエッグ・プライオリティ】のキャラクターと、キャラクター同士の関係性を取り上げて、まとめていきます。
主要キャラ相関図
※最新話5話時点
大戸アイ
特徴的なオッドアイが原因でいじめを受けていた。
自分をブスだと卑下するネガティブで内向的な印象を受けるが、エッグ世界での戦いや言動を見るに、実はアグレッシブでパンキーな性格も持ち合わせているように見える。
自殺した親友の小糸を救うためにエッグを割る。
ファッションは年相応で子供っぽい。特徴的な黄色のパーカーは「卵」をイメージしてそう。
晴れててもフード締めるし。
くるみの多色ボールペンをメイン武器として戦う。
鈴原南のリボンも武器として使えたことから、エッグの中の人間が持つアイテムは、エッグ所有者の武器に成り得る可能性がある。
もしくはアイの固有能力なのか?現状では情報不足で断言できない。
沢木と小糸との関係に疑問を持つようになる。
沢木のことが好き……なのか!??!
長瀬小糸
アイのクラスの転校生。
いじめられていたアイにできた唯一の友達で親友。
いじめられているアイに構うなど、いじめやその環境に屈しない子供離れした精神力と、いじめられている自分をアイに隠し撮りさせて証拠を掴もうという強かさも持ち合わせる。
しかし何らかの原因で自殺してしまう。
沢木先生に気にかけてもらっていた描写あり。
(いじめ生徒の「贔屓されている」は偏見だろうが、アイの言うとおり転校生ということで気にかけてもらっていたのは事実だろう)
先生の胸で泣いていた描写や、学校でのシーンは沢木と映ることが多いので、何かしらの関係性はありそう。
沢木のことが好きだった?(アイ談)
現実世界では死亡、アイのエッグ世界で彫像になっている。
青沼ねいる
妹を助けるためにエッグ世界で戦う。
一度に大量のエッグを購入していたことから、目的のためにかける想いが相当に大きいと思われる。
その無鉄砲さを裏アカに「あいつも死にたいのかも」と言われていたことから、自分の命よりも妹を助けることを優先している感じ。
見舞いに来たりと気にかけるアイに次第に心を開き、「ともだち」になった。
アイとリカとのやりとりを見るに、アイにご執心のよう。
わかりやすく言えばチョロい。
メイン武器はコンパス。銃と剣2つのモードを切り替えられる強力な武器。
彫像となった妹は自分を刺して飛び降り自殺した。
ねいるの背中にはその時の凄惨な傷跡が残り、妹が飛び降りた大きな鉄橋がねいるのエッグ世界となっている。
高IQ組織プラティのメンバー(多分MENSAみたいなもの)
ねいる自身に親は居らず、同じくプラティのメンバーによる人工受精によって生まれたデザインチャイルド。
夢を映像化する技術を研究開発している大企業?の社長でもある。
川井リカ
元アイドルの陽キャ女子。
アイドル時代のファンであるちえみを救うためエッグ世界で戦う。
人当たりがよく世渡り上手、外面が良いとも言える。
腕に自傷跡があるが、「自傷行為はもうしない」と約束している。(誰に?)
両手に持ったカッターをメイン武器として戦う。
自分の本当の父親がわからず、見つけたいと願っている。
幼い頃父が言った「美人は財布を持たなくていい」という言葉を色んな意味で大事にしており、本当に財布を持ち歩いていない模様。
沢木桃恵
アイと小糸の学校の教師である沢木修一郎の姪。
すらりと高い身長に中性的な美貌と女子にモテる。
男として見られ言い寄られるのがコンプレックスだが、キャーキャー持て囃されるのは嫌いではない。
彫像は同じ学校のハルカ。他の女子とは違い、桃恵のことを「女として」好きになり、肉体関係を迫られる。
動揺して拒絶されたハルカは線路に投身という形で自殺。
ハルカが飛び降りた駅のホームが桃恵のエッグ世界となっている。
メイン武器は槍のような柄と刃のついた傘。開くことで盾にも使える。
ハルカの彫像を開放し、「ゲームクリア」となった。
ハルカは生き返った(?)もののその後現れた謎の死神「ハイフン」によってペットのパニックを殺されてしまう。
死の恐怖に直面し戦線離脱。
西城くるみ
アイが初めて手にしたエッグの中から現れた少女。
エッグ世界での敵襲にも物怖じしない強気な性格と、右耳のピアスが特徴的。
表面上の友達だけで、「親友はいなかった」と述べている。
エッグ世界での描写から学校でいじめにあっていた模様。
くるみが手にしていたボールペンがアイのメイン武器となっている。
再登場しそうな匂い。
沢木修一郎
大戸家を度々訪れるイケメンの先生。
美術部の顧問らしく、部屋の写真を見るリカにアイも同様の説明をしていることから、アイも美術部に所属していたと思われる。
(担任かどうかは不明。来る頻度的にクラス担任でないと不自然な気もする)
小糸も同様に美術部員だったかは不明だが、アイが「部活終わっ――」と小糸を迎えに行く描写(小糸が沢木の胸で泣いているシーン)があるので、小糸は部員ではなさそう?
アイをモデルにしたオッドアイの絵で展覧会に出場しようとしており、結果が出れば教職ではなく絵の道に進もうとしていた(小糸談)
結果が出たのかは不明。小糸に言われてアイが辞退した可能性も高い。
現状最も怪しい匂いが強い。そのせいで逆に白なんじゃないかと思い始めている。
気になる点は、アイ・ねいる・リカに次ぐ4人目のメインキャラである「沢木桃恵」と同じ名字だということ。
沢木は年齢不明だが、桃恵が14歳だということを考えるとワンチャン娘もありえる。
5話で姪と判明。
アイが逃げ出した小糸の泣きシーンなど、小糸の死に関してアイよりも重要な情報を握っているのは間違いない。重要参考人。
ということはつまり、アイのメインストーリーにガッツリ関わってくる筈。
アイの母、大戸多恵と交際していることが判明するも、多恵と同様にアイの同意なしでは正式な関係は持たない模様。
また、以前から志望していた通り絵描きで生活するため、教師をやめる予定。
狙いは本当にアイではなく多恵だった?ようだが、小糸との関係や自殺の原因は未だ不明。
アカ・裏アカ
アイたちをエッグの世界に導いた謎の存在。
身体は人形で人間ではないと思われていたが、脳だけを残して肉体を捨てた人間であることが判明。
ねいるや寿と同じく高IQ組織「プラティ」のメンバーであり組織の創始者。
おそらくワンダーエッグのシステムもこの二人(他プラティのメンバーも協力しているだろうが)が設計したものと思われるが、その目的は依然不明。
重要になるキーワードはやはり「死」で、死という概念そのものを乗り越えることを目的としているように感じる。
そのために戦う戦士=アイたちが必要であり、エッグシステムを作り少女たちをけしかけた(利用した)?