OPも初公開!!かすみの決意から見る”虹ヶ咲の目指すワンダーランド”とは【ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 2話感想】

第2話『Cutest♡ガール』感想

第2話となる今回はかすかすこと中須かすみ回です。

 

OP『虹色Passion!』

2話の感想の前にまずは語らなくてはならないでしょう。

ついに初披露となったオープニング。

アニメキービジュアルでもそうでしたが、いわゆる”公式カプ”ががっつり強調されていましたね。

やはり今までのラブライブ!とは違い、ソロ活動がメインとなる虹ヶ咲らしく、基本的にはサビまでソロパートのリレー。

そしてサビのダンス、カメラワークといいCGクオリティがハンパないですね…。

エマと彼方のヘアアレンジもめっちゃ可愛かったです。

 

 

かわいいの伝道師かすみん無双

かすみはぶりっ子お調子者と基本的なキャラスペックは高いので、特に侑や歩夢など甘やかしたり抑止するキャラが周りにいないとグングン周りを引っ張って展開しますね。

しかし侑があまりにも天然女たらしギルティ主人公でしたね。

それもかすみだけでなく基本的には各キャラをいい感じにサポートする役割になると思うので、次第に歩夢の目から光が失われそうですね……。

10話あたりで、あのキャラにもあのキャラにもいい顔するなんて……と嫉妬ファイヤーで歩夢が病む頃、「やっぱり歩夢が一番だよ」とか言われてチョロ覚醒しちゃうゆうぽむ仲直り回が来るんだきっとそうだ。

という冗談は半分ですが、実際侑の女たらしサポートと歩夢の嫉妬ネタは「よしこヨハネ」ネタ並に擦られそうですし、実際ゆうぽむの関係性もまだ進展の余地を残している筈です。

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会公式

 

かすみに話を戻しますが、基本的にいたずら好きのお調子者でおそらく学力も低め(偏見)だと思いますが、それでも他人を思いやれない子ではないんですよね。

歩夢と違い、自分の好きなこと、やりたいことが明確すぎてそのことに熱くなりすぎてしまう。

同好会でぶつかり合っていた通り、根が似ているのはむしろかすみとせつ菜ですよね。

ただ追求するものが「かっこいい」だったせつ菜に対し、どこまでもキュート「かわいい」を追求していたかすみ。その違いだけです。

いざ部長(仮)となったかすみが、歩夢に対し無意識にその「かわいい」を押し付けていたことに気がつけます。偉いね。

 

同好会といえば、解散した原因は本当にパッションの違いでした。

いや正確に言えば、せつ菜の熱量についていけなかったというより、せつ菜とかすみの方向性の違いで崩壊したように感じます。

残る3人の意向はまだ不明なので、他にも原因はありそうですが、部長であるせつ菜と自分の意見をしっかり主張するタイプのかすみ、2人の衝突がやはり大きな要因であることは間違いないと思います。

残る3人、しずく・エマ・彼方はどちらかというと自主的に意見を言いそうにないタイプですしね。

 

 

やりたいことが違っても

まさかの2週連続新ソロ曲!中須かすみ『Poppin’ Up!』

1話のDream with Youといい、CGクオリティがえげつないです。

しかもこの流れなら加入回毎に新ソロ曲を打ち出していく筈なので、アニメ挿入歌が3~6曲だった過去シリーズに比べて少なくとも1.5倍です。

さらに最後には9人(もしかしたら10人)での曲も待っているでしょうから、12~13話中10曲と、ほぼ毎回新曲が披露される激ヤバアニメシリーズになる可能性が高いです。

これ予算大丈夫??

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会公式

 

さておき、せつ菜の想いを知ってのかすみの新たな決意と共に、この虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の根底となるコンセプトが明らかになった気がします。

9人が一丸となる物語。そして9人で何かを叶える物語。

これが今までのラブライブ!シリーズでした。

しかしμ’sやAqoursと違い、あくまでもソロでの活動を前提とした虹ヶ咲がたどり着くのは、「自分なりの1番をそれぞれが叶える」ことなんですね。

「かわいい」を叶えたいかすみが、「かっこいい」を叶えたいせつ菜が、それぞれ違うものを求める9人が共存できるやり方を模索していく。

そしてそれを探していくのが侑で、その考えにみんなを巻き込んでいくのが侑の役割なんだと思います。

 

「世界で一番のワンダーランド。そんな場所に行けると思ってたのに―」

かすみのソロ曲『☆ワンダーランド☆』の歌詞をとって、第2話はこのかすみの独白から始まります。

世界で一番かわいく、そして自分がかわいく在れる場所。そこがかすみの目指すワンダーランドでした。

しかし、自分が否定したせつ菜の考えを知って、「それを探してみよう」という侑の想いを聞いて、かすみの目指す場所にも少し変化がありました。

 

「いろんな”かわいい”も”かっこいい”も、一緒に居られる。そんな場所が本当に作れるなら―」

 

「そこは絶対、世界で一番のワンダーランドです」

 

 

 

暗躍する果林

1話でエマの相談を聞いたり、迷走する歩夢へアドバイスを投げかけたりと、困った時に現れる頼れる謎のお姉さんキャラ。

あれ、この特徴どこかで……。

 

というのはさておき、おそらくエマの相談を受けて行動していた果林。

生徒名簿を勝手に持ち出すのは今の御時世いろいろヤバそうですが、ともかく強力な物証を生徒会長に押し付けます。

すなわち、「優木せつ菜という生徒は存在しない」

元同好会メンバーを連れて生徒会室に押しかけ、しかも当人ではない協力者が一番出張ってますから、全然暗躍ではないですね。

おそらくエマから受けた相談は「せつ菜とちゃんと話したい」程度の内容でしょうから、ここまで大見得切って生徒会長を問い詰めることになるとは想定外だったでしょう。

 

 

 

OPEDは加入順?

そして果林といえば、先ほど書いた通り希との類似点を感じましたが、「9人や」の通り加入順も最後になる気がします。

というのも、OPの最後のソロカット順や、EDイントロの傘が開く順など、共通する「それっぽい」順番があります。

こちらは歩夢→かすみ→せつ菜→愛→エマ→璃奈→彼方→しずく→果林の順。

次回3話がせつ菜回であることを踏まえれば、歩夢→かすみ→せつ菜まで確定しているのでこの順番は濃厚な気がします。

だとすると元同好会メンバーよりも愛や璃奈の方が早いのはちょっと不自然かもですね。

というか同好会に入りそうな動機がまだスポットされていない愛・璃奈・果林の回がどうなるのか楽しみになりますね。

正確には「同好会への加入順」ではなく「侑が落とした順」かもしれませんが。

 

順番と言えば、そういえば虹ヶ咲には「いち!」から始まる恒例のナンバーコールがありませんよね。

音頭をとるのが歩夢であれば問題ないと思いますが、歩夢は同好会でもリーダー的なポジションにはならないでしょうし、その役があるとしたらおそらく侑でしょう。

つまり「きゅう!」で揃えるのであれば、音頭をとるが侑はコールしないか、侑を含めメンバー内で「じゅう!」を済ますという、どちらにしろ変則的なコールになりそうです。

今までのライブイベントでもナンバーコールはないので、虹ヶ咲ではないのかもしれませんが、だからこそアニメ最後に全員で歌う曲の前にこれがきちゃうと……想像しただけで泣けます。

それは「それぞれの1番を叶えるために集まった9人」が、「1つの同じ目標を見据える時」だと思うので。

 

 

 

まとめ

言うまでもなく2話も大満足でした。

しかも2話放送の10月10日は数時間前まで、1年4ヶ月ぶりとなるAqoursの単独ライブの配信があり、こんなに濃いラブライブタイムに浸るのは本当に久しぶりな気がします。

今回侑のかすみへのチャラ言動に戸惑っていた歩夢ですが、次回は歩夢と並んで侑と公式カプ認定されているせつ菜回ので、ゆうぽむ派の私としてはどうなるか垂涎モノです。

やはり優木せつ菜という『原点』は、歩夢にとって、そして侑にとっても特別なはずなので。

この3人の関係性がどうなるのか超見ものです。

 

今回も最高でした。来週も楽しみにしています。

 

 

 

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