考察勢大興奮!謎が深まる『神』と『世界』【神様になった日 2話感想】

神様になった日第2話。なにやら第2話にして考察界隈が賑わっているようで、ツイッター上でも面白い意見をちらほら散見しました。

とはいえこの記事は考察というよりは感想記事という体にしたいので、ガッツリ公式サイト情報やPVやら文献やらを引用して考察したりはいたしません。

あくまでアニメ本編の初見視聴の感想として、私の感じたこと・思ったことを書いていこうと思いますのでご了承ください。

というわけで『神様になった日』第2話の感想です。

 

 

第2話『調べの日』感想

成神家とひな

第2話は陽太の母時子が、見知らぬ少女であるはずのひなを家に迎え入れるところから始まります。

第1話で、陽太が電話で確認したときから何かを悟った様子だったのも怪しいですよね。

さらに父親の大地も訳知りの様子でひなを受け入れました。

この「遠い親戚」云々はさすがに嘘だと考えていいでしょう。

しかし、間違いなく大地と時子はひなのことを知っている様子。

ここで疑問なのは、逆にひなは成神家夫妻のことを知らない様子だったことです。

陽太が電話したときの様子から、「成神家は自分を迎え入れてくれる」ことは”知っていた”ようですが、その人物に関しては知らなかったようです。名前も知りませんでしたし。

 

 

神様になった日公式

そして成神家といえば、陽太には空という妹(美少女)がおり、この空は陽太同様にひなのことを知らない模様。

陽太以外の成神家がひなについて何か繋がりがあるわけではなく、あくまで繋がっているのは大地と時子だけのようですね。

眠りにつくひなを前に、意味深な会話をする成神夫妻。

「本当にこんな日がくるなんてな」

「できる限りのことはしてあげよう」

このセリフから予想できることは2つ。

まず、成神夫妻はひなについて(ひなという存在?ひなが家に来ること?)知っていた。

おそらく誰かから聞いた、もしくは何かで見た。

なぜならそのことについて半信半疑だった。確信がなかった。起こり得るとは思えなかった。

そして、成神夫妻はひなに対して協力的な存在であり、もし本当にひなが現れるのであれば力になりたいと思っていた。協力したいと考える理由があった。

こんなところですかね。

現時点の情報では詳しいことはわかりませんね。

 

 

 

登場キャラクターの名前

名前といえば、今回でようやくひなのフルネームが登場しました。

佐藤ひな。日本で一番多い名字+今世紀の名付けランキング1位の名前、らしいです。

この作品に登場するキャラクターは名前がかなり特徴的で、今まで出てきたキャラは全て神にちなんだ名前がつけられています。

といっても神ネームキャラはまだ伊座並(いざなみ)と阿修羅(あしゅら)のみ。

陽太をはじめ成神家は特に我々の知る神話の神の名前はつけられていません。

しかし「成る神」ということで、神様になるらしい物語の主人公としてはふさわしい名前です。

ネーミングでグルーピングしてみると、神とそうでない人間、と分けることができます。

そうすると、実は浮いているのはひなだけでなく陽太を含む成神家も神ネームキャラからは外れますよね。

 

 

 

佐藤ひなの奇妙な違和感

そんな感じで、ひなの存在はどうも不自然です。

いや、突然湧いて出た自称神の家無しコスプレ少女は言われなくても不自然なのですが、そうではなく。

全知の神を自称するひなは、確かに超常的な未来予知をしてみせました。

しかし、全知の神を自称するにはあまりにも知らないことが多いように感じます。あえてそれをアピールしているかのよう。

バスケやゲームなど、はじめは現代的な文化を理解できていないだけなのかなーとも思ったのですが、「映画」や「野球」は知っていましたし、ピアノは弾けました。

こんな感じで、ひなの情報は微妙な齟齬があり、どうも何か引っかかります。

 

神様になった日公式

一番問題なのは、「自称神」であることを自分で言ってしまっていることですよね。メタすぎます。

神であるなら人間のような名前をつける必要もなく、やはりひなは神”ではない”感じがします。

1話の感想でも書いたとおり、シスター服というのも個人的にはちゃんと意味がある気がします。

となればおやおや、現時点では成神家とひなは人間で、他の人物が神?

うーん、それは早計ですかね。

とはいえ、今のところできる解釈としては、ひなの存在が神ではなく、神的な力をもった存在。そして陽太が神様になる人間、という感じでしょうか。

もちろんそこは麻枝准作品、物語が進むにつれてどんなどんでん返しが待っているかわかりません。期待ですね。

 

 

 

「映画」が表すもの

陽太の妹、空の趣味が映画撮影だということで、映画を撮るシーンがメインでしたね。

OP映像にも映画撮影の様子があるので、今回だけでなく本編通して「映画」というのは1つ作品のテーマなのかもしれません。それ以上はいまのところわかりませんが。

 

 

 

世界の終わりまであと24日

空の身になにがあったのか。次回からいよいよ物語が動きそうです。

いつも忘れそうになりますがあと30日で世界が終わるのでしたね。

今回の2話で6日も使っちゃってます(主に伊座並へのアタックのため)。

このペースが続くと決まったわけではありませんが、1度その「終わり」を経験するかもしれませんね。

そして夏と決められた期間といえば、やはりタイムリープ。しそうな感じもしますよね。

 

 

 

まとめ

今回からOPも公開だったので触れておきますが……めちゃめちゃ個人的な好みですが、やなぎなぎさんの曲が大好きです。

終わりゆく世界。少年と少女と夏。”雰囲気エモーショナル”なセカイ系作品によく滲みます。

つまり麻枝准×やなぎなぎ=最高。Hello Goodbye。

 

そんなところでしょうか。

正直2話時点で撒かれている「謎があるぞ~~」という餌に見事にバクバク食いついてしまっているので、どう回収されるのか楽しみすぎます。

 

 

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