【考察】エッグ武器とキャラクターの関連について【ワンダーエッグ・プライオリティ】

ハック
この記事はワンダーエッグ・プライオリティ【4話】までの内容から考察しています。
作中でエッグ所有者たちが使用する武器とその関係について考察してみます。
以下次のように呼称。
エッグを購入し所有するメインキャラ(アイ・ねいる・リカ・桃恵)→エッグ所有者
エッグの中の少女→エッグ少女
ワンダーキラーと戦う武器→エッグ武器
エッグを持つ者が踏み入る夢の世界→エッグ世界

エッグ少女が生み出すもの

エッグ少女が生み出す、もしくは生み出されるものは2つあります。

1つはそのエッグ世界でエッグ少女とエッグ所有者を狙う「ワンダーキラー」

そしてもう1つが、そのワンダーキラーを倒し得るアイテム、エッグ武器です。

 

ワンダーキラーは、エッグ少女のトラウマが具現化したものであると、公式HPに明記されています。

くるみの場合はいじめの主犯(もしくは実行犯)だった斧持ち女子生徒、南の場合は部活のパワハラ顧問。

二人組のみことまこは、好きなアイドルの迷惑ストーカー、桃恵が助けた美和の場合は、痴漢犯。

ワンダーキラーはあくまで「トラウマ」であって、エッグ少女たちの「死の原因」ではないようですね。

 

次にエッグ少女たちが生み出すエッグ武器。

これはエッグ少女たちの「自信や誇り」に結びつくアイテムではないかと推測できます。

もしくは「依存対象」「心の拠り所」と言い換えてもいいでしょう。

エッグ少女と武器が明確に結びつくのは、現状南の新体操リボンと、みこ/まこのペンライトしかありません。

 

南は新体操部でリボンには馴染みがありました。

部活顧問のパワハラによって自殺まで追い込まれることになっていますが、「新体操」そのものが嫌いだったわけではないでしょう。

パワハラを受けながらも決して部活をやめようとはしなかったのですから。

南にとって新体操が、自信やアイデンティティであり、しかし同時に自分をそこから逃げられなくしていた依存先であったのかもしれません。

鈴原南のペンライト

©WEP PROJECT

 

 

みこ/まこは言わずもがな、文字通り命を懸けられるほど好きだったアイドルの、ファンであるとう自負であり証。
すなわち「誇り」です。しかしたった1つの依存対象であったのかもしれません。
だからこそ彼女たちは死を選んだ。「you youのファンであること」以外の自分を認められず、また認めることができなかったからではないでしょうか。
くるみのボールペンに関しては推測するしかありません。
まずくるみについては意外と詳細がわからず、ボールペンというありきたりなアイテムなのでエピソードもなし。
ただ特徴的だった大きなピアスと、いじめられて自殺したというところから考察してみます。
まずボールペンというアイテムは関連しそうなものが広すぎるのですが、学生だということを考えると、
「ボールペン=勉強=学力」
ということで、くるみは自身の学力・成績についてアイデンティティを持っていたと推測します。
そこに「ピアス」と「いじめ」も組み込んでみましょう。
くるみは勤勉で成績優秀だったが、厳しい家庭環境によるものだった。
家族に期待に応え、努力し結果を出してきたが、彼女なりの反抗心・ストレス解消として、明らかに校則違反であるピアスを付けている。
また、「成績優秀」など校内で目立つ様は、特に思春期の女子同士だとそれだけでいじめの対象にされてもおかしくありません。
しかもくるみの態度を見るに、「成績優秀で生意気(しかも可愛い)」なので、そこから孤立していった可能性もあります。
なんか上手いことまとまった気がするので、とりあえずこの説を推します。
くるみについては再登場しそうな気もするので、もしするのであればその際に触れられるでしょう。

基本装備とゲスト装備

エッグ武器には特別なものと、そうでないものがあります(多分)。
それはエッグ世界を超えて持ち続けられるものか、エッグ少女が出現した世界でしか使えないものか、です。
例えばアイの持つくるみのボールペン、リカのカッター、そして桃恵の傘は、複数のエッグ世界で武器化することが確認されています。
これらを仮に「基本装備」とし、どの世界においても常に具現化できる武器と仮定します。
逆にそうではない武器を「ゲスト装備」としましょうか。
例えば鈴原南のリボン、みこ/まこのペンライト。
これらは彼女たちが割れた世界ではエッグ武器となりましたが、それ以降武器として扱った描写はありません。

みこ/まこのペンライト

©WEP PROJECT
もちろん、みこ/まこは最新話なので来週以降ペンライトブレードが登場する可能性もありますし、南のリボンについても同様。
しかし描写はありませんが、エッグ世界での物は原則持ち帰ることができないと思います。
ワンダーキラーを倒した後、エッグ武器(となったアイテム)もエッグ少女と共に消滅します(リボンとペンライトは南とみこ/まこと共に消滅した。)
逆に言えばエッグ少女が持ち込める唯一のアイテムが、エッグ武器となり得るのです。
この差は一体なんなのでしょうか?
現状の情報では詳しいことは不明。
リカとカッターは、腕の自傷行為から関連がありそうに思いますが、これまでの流れだとエッグ武器はエッグ少女産のハズなので、生み出したのはリカではないと予測します。
アイの例なら、初めに割るエッグ少女のエッグ武器が基本装備になる?のかも?
なぜなら「最初はサービス」、つまりアカ陣営の手が加わっている可能性があります……が、どちらにせよ情報が足りませんね。
ただ、アイもリカも何もないところからボールペンとカッターを武器化しているようにも見えるので、もしかしたら元となるアイテムを所持している必要はないのかもしれません。
つまり、たまたま使っていないだけで、後々使用する可能性もあります。
絆を紡いだ少女たちの武器を増やしていくのは面白いですよね、仮面ライダーディケイドみたいで。

エッグ武器でワンダーキラーを倒すということ

めちゃめちゃ大本の、そもそもの話になるのですが。
エッグ少女のトラウマであるワンダーキラーを倒すことは、つまりなにを表しているのでしょうか。
トラウマから開放し、エッグ少女を助けた、解き放たったように表されている、ように思います。
しかし、少し腑に落ちないと感じるのは、ワンダーキラーを倒せるのはエッグ所有者だけである、ということ。
自身にトラウマに立ち向かうのが、他人であっていいのか?とも思います。
さらに付け加えれば、エッグ少女の持ち込みアイテムを武器化できるのも、またエッグ所有者だけですよね。
「ワンダーキラー(トラウマ)をエッグ武器(自らのアイデンティティ)で倒す(乗り越える)」という図は筋が通っていて気持ちいいのですが、それを実行しているのが自分ではないというのが少し気がかりです。
もちろん、できなかったからこそ、自殺してしまった、という表れでもあるのかもしれません。
思い返せば、エッグ少女たちはワンダーキラーに怯えながらも、エッグ所有者と共に勇気を出して立ち向かい、戦っています。
南は先生に逆らい、目の見えないアイをサポートした。
みこ/まこは武器を与え、「ファン」として在り方をマダムサチコに説いた。
美和はトラウマの対象に立ち向かい、自ら囮となった。
確かに、1人では無理だったからこそ、エッグ世界でエッグ所有者と戦っている事実がありました。
まあ細かいことを言うのであれば、ワンダーキラーは生み出したエッグ少女のエッグ武器でなくても倒せる、ということでしょうか。
アイが対面した3体のワンダーキラーは、いずれもボールペンによって倒されています。
リボンやペンライトも活躍したが、決め手には至らなかった。
まあ、ここは流石に仕掛けはなさそうですが……やはり気になるのはボールペン、いや、くるみですね。
さきほどエッグ少女たちは自らのトラウマであるワンダーキラーに立ち向かった、と書きましたが、くるみだけは例外でした。
そもそもくるみは「時間内に逃げ切れた勝ち」というルールも知っており、エッグ世界に対してかなり詳しいイレギュラーです。
またくるみを襲っていた女子生徒(斧)ですが、公式のキャラクターページにワンダーキラーとして載っていないのも気になります。
とはいえ、女子高生(斧)を撃破したことでくるみは消滅したので、流石に気にしすぎかとは思いますが……。
くるみの例は置いておくとして、やはりエッグ世界での戦いは、
「自殺した少女のトラウマに一緒に立ち向かう」というようなテーマなのでしょうか。
自殺した少女(エッグ少女)の未練を晴らす、解放することで自殺した少女(彫像)が生き返る……。
うーん、スッキリするような、しないような。
やっぱりもう1つなにか仕掛けがあるんじゃないかと思います。
では、続く。

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