この令和の時代、いや令和の時代だからこその、とんでもない激ヤバ漫画があの「少年ジャンプ+」で連載されていることをご存知でしょうか?
その名も『推しの子』。
今ドキのアイドルオタクが超絶人気アイドルの「子供」に転生するというぶっとんだ、それでいて一見オタクの願望まみれなストーリー。
しかしこの物語に秘められているサスペンスフルな狂気や、少女漫画のような恋模様、ジェットコースターのように加速し、急変する世界観に今大注目されている作品なのです。
今回はそんな激ヤバ漫画『推しの子』の魅力を余すところなく紹介していきます!
※この記事には『推しの子』の簡易的なあらすじネタバレが含まれます。
詳細な展開内容については触れていませんが、ご注意ください。
最強タッグで描かれる至高のサスペンス
推しの子の作品内容に触れる前に、まずはこの作品を手掛ける作者を紹介しなくてはなりません。
この推しの子は、あの「恋愛×頭脳戦」で大ヒットとなった『かぐや様は告らせたい』の赤坂アカ先生。
そしてグサグサと心に刺さる心理描写とドロドロとした恋愛関係のリアルさで話題となった『クズの本懐』の横槍メンゴ先生。
なんとこの2者によるスペシャルタッグで紡がれているのが、令和の激ヤバ漫画『推しの子』なのです。
しかも連載は週間ヤングジャンプなのですが、集英社の公式アプリ『少年ジャンプ+』でも連載しています。
つまり最新話は無料で読めるアプリ連載なのです。もう読まない手はありませんよね?
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初っ端から怒涛の展開!!急転直下の設定導入
冒頭でも言ったとおり、この作品を大きくジャンル分けするなら「転生モノ」として紹介されることが多と思います。
主人公はとあるきっかけでアイドルオタクとなる産婦人科医「ゴロー」。
そんなゴローの病院に出産として入院してくるのは、なんとゴローの推しである、世間を騒がせる16歳の絶対的人気アイドル『星野アイ』。
自分の推しアイドルが自分の病院に、しかも「出産」という16歳にして特大のスキャンダルとともに舞い込む――といった冒頭だけでめちゃくちゃな情報量。
しかし忘れてはいけません。これは転生モノ。異世界ではなく現代。
つまり、この医者である主人公が自分の担当患者のアイドルの「子供」に転生するのです。
どういうこと??
読んでください。
さらにこの後も、衝撃的展開の連続で、しかもそのジェットコースター級の展開も、全てはこの物語の「本筋」に入るための導入でしかないのです。
「転生モノ」の皮を被ったサスペンス作品
実のところ、主人公が一度死んで転生するというのは、設定のフックではありますが作品の本筋ではありません。
推しの子の本質は、「芸能界」を舞台に描くスリリングかつシリアスなサスペンス作品なのです。
芸能界という、熱狂的な華やかさとその裏に秘める人間の欲望と闇。
嫉妬や羨望、権力や欲望。そして嘘と真実。あの『クズの本懐』の作者横槍メンゴ先生によるドロッドロな人間関係が本当に最高です。
1巻を読み終えた後、「そんな話だったの!?」と驚愕すること間違いなしです。
少女漫画のような恋愛
もちろんそんな狂気的サスペンス展開に絶妙なエッセンスとして加えられるのが、両先生お得意の恋愛模様です。
とにかくこの作品に出てくるキャラクターはめちゃくちゃ顔が良いです。
なんせ舞台は芸能界。もちろん、この恋愛関係にも、芸能界特有の利権や政略といった欲望が絡んでくるでしょう。
そこに咲く少年少女の等身大の純愛が、少女漫画のような恋が良いコントラストとなるのです。
単行本は2巻 追いつくなら今!!
「芸能界の闇と謎」「超人気アイドルの真実」そして「恋と復讐」――。
いくつもの要素が目まぐるしく絡み合う超展開のぶっ飛んだ激ヤバマンガ『推しの子』。
単行本は10月に第2巻が発売したばかり。このビッグウェーブに追いつくなら今しかありません!
このめちゃんこ可愛い超絶人気アイドル『星野アイ』の表紙が目印です。
是非1巻読んでみてはいかがでしょうか?